オーリーというのは、木製の小さな起き上がりこぼし、「ぐらぐらオーリー」のことです。
娘が生まれて5ヵ月ぐらいの頃に購入しました。
ようやく寝返りができたばかりの娘は、オーリーがお気に入りで、
手をにぎって振り回したり、とんがり帽子をちゅうちゅう吸ったりしてよく遊んでいました。
もちろん、息子もオーリーとよく遊んでいました。
二人のお気に入りだったオーリー。
「ごめんね、お母さんお店に持っていっちゃった」。
「なんで?オーリー大好きだったのに!」←少し涙目。
オーリーを振り回して遊んでいた頃の記憶があるとは思えませんが、
ずっと傍にあったおもちゃだから愛着があったのでしょうか。
もう遊ばなくなったし、部屋の隅っこに置きっぱなしだったし。
だから二人のおもちゃとしての役目は終えたのかな、と思ってしまった母は、
サンプルとしてお店の商品棚に飾っていたのでした。本当にごめんなさい。
お店で新しい箱からもう一人のオーリーを取り出し、
「うちのオーリー」はやっぱり我が家に持って帰ることにしました。
「オーリー、連れて帰ってきたよ」
そう言って娘にオーリーを渡すと、にっこり笑い、そしてまたほったらかしています。
やれやれ、と思いながら我が家でオーリーを飾る場所を探す母です。
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