2013年12月3日火曜日

クリスマスピラミッド

情報誌「VISA」の12月号にドイツ・ザイフェンの特集が掲載されています。

ドイツ東部、エルツ地方のザイフェンは“おもちゃの村”として知られ、
クリスマス時期には多くの人がこの村を訪れるのだそうです。

我が家にも、エルツ地方で作られたであろう
小さなクリスマスピラミッドがあります。

 
15年ほど前、呉服町にあったおもちゃ屋さんでみつけました。
いつのまにか、そのお店もなくなっていましたが。

クリスマスピラミッドは、木製のキャンドルスタンドです。
キャンドルを灯すと温められた空気が上昇してプロペラを回し、
それに合わせて小さな人形たちもくるくる回ります。

当時5歳だった甥っ子へのクリスマスプレゼントにしよう
と思って購入したのですが、渡しそびれて今に至ります。

それから8年間、一人暮らしだった私はクリスマスが近づいても
ツリーの飾りつけをする余裕もなく、このピラミッドを玄関に置いて
申し訳程度のクリスマス気分を味わっていました。

小さなウサギの耳がとれてしまって、
ちょっと古くなってしまったピラミッドですが、
今、我が家の子どもたちのおもちゃとして活躍してくれています。

二人の子どもたちは、炎の力に頼ることなく、
ふうふう息を吹きかける人力(風力?)でプロペラを回すのです。
それもまた、アリかなと。

情報紙「VISA」は、お仕事で知り合った方が、
わざわざ持ってきてくれました。Sさん、ありがとうございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿