2014年6月23日月曜日

忍者

朝、幼稚園へ行こうと真っ先に玄関を出た娘が

「お母さん、何か走ったよ! 鳥か犬かも!」

と、何かをみつけたようです。
玄関の先を、その「何か」が素早く通り抜けたのでしょう。

「犬じゃないでしょう。今時、この辺りに野犬なんていませんよ」
「じゃあ、鳥かな?」
「猫じゃない?」
「忍者かも」

……どこからそんな発想が。

毎朝子どもたちを幼稚園へ送り出すまで、
慌ただしく食事させて、着替えさせて、
「リュック背負って! 靴はいて!」と急かしているのですが、
娘が目撃した「忍者」かもしれない何かのおかげで
この日は玄関前で大笑いしてしまいました。

「そうね、忍者は素早いから目にもとまらぬ速さで行っちゃったのかもね」

2014年6月19日木曜日

デラウェア・バーン

クーゲルバーンというおもちゃがあります。


 

クーゲルというのはドイツ語で「玉」。バーンは「道」のことです。
小さな玉を穴に落として、ころころ転がして、最後にチンチロリン♪と鉄琴の音が響きます。

甥っ子が1歳の頃、大のお気に入りのおもちゃでした。
「つまむ」「落とす」「動きを目で追う」、最後の音でなんだか落ち着く。
この繰り返しが、子どもたちの心を鷲掴みにしているようです。

娘が生まれたときに、真っ先に購入しようと思って探しましたが、
その頃には鹿児島で扱っているお店がなくて、しかたなく通販で取り寄せました。

現在、5歳の娘と3歳の息子が一緒になって遊んでいます。
シンプルなおもちゃなのに、遊び方が年齢とともに進化するのも驚きです。

昨夜、息子がこのクーゲルバーンで遊んでいたとき。
「音がしないよ!」と大発見をしたかのように、私に教えてくれました。
転がしていたのは、夕飯のデザートに出していたデラウェア(種なしぶどう)。

通常は、コロコロと転がる音、下にカタンと落ちる音、そして鉄琴の音がするのですが
デラウェアの実は、最後まで音もなく静かに転がり落ちていきます。
「ほらね!」←なぜか得意げ。

「ホントだね。なんでだろうね?」と聞くと、
「きっとね、ぶどうに力が無いから」←なぜか断言。

え、何の力? 重力? 摩擦力? 弾力?(いや、弾力はありそう)
それ以前に、音と力の関係ってどうなってるの?

3歳の息子の発言に、しばし本気で悩んでしまった母でした。

クーゲルバーン(http://ma-mango.com/SHOP/NK-76-1.html

2014年6月17日火曜日

アンの思い出

朝の連続ドラマ小説は、今まで見たことがないのですが。
(梅ちゃんもあまちゃんも見てないのです)
でもなんとなく気になる花子とアン。見たことはないのですが。

実は、赤毛のアンが嫌いでした。
確か小学校低学年の頃に、親に買ってもらったと思います。
読んでも読んでも面白くない。

違う名前で呼んでちょうだいって言ってみたり、
勝手に道に名前をつけたり、
髪の毛を緑色にして大騒ぎしたり、
ふくらんだ袖の服じゃないとイヤって駄々をこねたり、

面倒くさい女の子だなぁ、と。

隣の席の男の子からちょっとからかわれたぐらいで
なぐりかかったり、

乱暴な女の子だなぁ、と。

そんな風にしか思えなかった幼い頃の自分。
今読めば、もっと違った感じ方ができるかな?