2014年6月19日木曜日

デラウェア・バーン

クーゲルバーンというおもちゃがあります。


 

クーゲルというのはドイツ語で「玉」。バーンは「道」のことです。
小さな玉を穴に落として、ころころ転がして、最後にチンチロリン♪と鉄琴の音が響きます。

甥っ子が1歳の頃、大のお気に入りのおもちゃでした。
「つまむ」「落とす」「動きを目で追う」、最後の音でなんだか落ち着く。
この繰り返しが、子どもたちの心を鷲掴みにしているようです。

娘が生まれたときに、真っ先に購入しようと思って探しましたが、
その頃には鹿児島で扱っているお店がなくて、しかたなく通販で取り寄せました。

現在、5歳の娘と3歳の息子が一緒になって遊んでいます。
シンプルなおもちゃなのに、遊び方が年齢とともに進化するのも驚きです。

昨夜、息子がこのクーゲルバーンで遊んでいたとき。
「音がしないよ!」と大発見をしたかのように、私に教えてくれました。
転がしていたのは、夕飯のデザートに出していたデラウェア(種なしぶどう)。

通常は、コロコロと転がる音、下にカタンと落ちる音、そして鉄琴の音がするのですが
デラウェアの実は、最後まで音もなく静かに転がり落ちていきます。
「ほらね!」←なぜか得意げ。

「ホントだね。なんでだろうね?」と聞くと、
「きっとね、ぶどうに力が無いから」←なぜか断言。

え、何の力? 重力? 摩擦力? 弾力?(いや、弾力はありそう)
それ以前に、音と力の関係ってどうなってるの?

3歳の息子の発言に、しばし本気で悩んでしまった母でした。

クーゲルバーン(http://ma-mango.com/SHOP/NK-76-1.html

0 件のコメント:

コメントを投稿