先日、子どもたちと「おれんじ鉄道」に乗りました。
特に目的もなく、ただ「列車に乗って遠くへ行ってみよう!」という
ゆる〜い遠足です。
なぜ「おれんじ鉄道」かというと…
一番のんびりできそうな気がしたから。というか、
やっぱり車窓からの眺めが魅力的だったから。
今の季節、黄金色の田んぼの脇に咲く深紅の彼岸花も
楽しめるんじゃないかな、と思ったからです。
それと、阿久根駅に行ってみたかった。というのもあります。
というわけで、子どもたちもリュックを背負って
まずは市電に乗って鹿児島中央駅へ。
そして川内駅でおれんじ鉄道に乗り換え。
たどり着いた阿久根駅。リニューアル後、初めて来ました。
駅全体がとってもおしゃれに変身しているじゃありませんか。
気になっていたキッズルームは…
まるで小さな小さな「おもちゃ美術館」のようです。
グッド・トイがいろいろ置いてありますよ。
うちの子どもたちも大喜びで木の砂場に飛び込んで遊んでいました。
でも残念なことに、ひっつきむしの虫たちが無くなっているようです。
ひっつき棒は壊れているし、どんぐりころころの坂も見当たりません。
別のおもちゃの板を坂に見立ててどんぐりを転がして遊んでいたら
一緒に遊んでいた家族のお母さんが、「こうやって遊ぶおもちゃだったんだね〜」
と呟いていました。
そうよね。どんぐりだけ置いていてもわかんないですよね…。
東京おもちゃ美術館で、おもちゃで遊ぶ部屋に必ず「おもちゃ学芸員」が
いたことを思い出しました。
なんとなくモヤモヤしながら我々は阿久根駅を出発し、
なんとなく出水駅まで行き、そこでソフトクリームを食べながら
「そろそろ帰ろうか」と提案したところ、息子が
「芋堀りは?」と悲しげな表情で訴えてきました。
秋の遠足=芋掘り。だったのですね、彼にとっては。
よし次はシャベルを持って芋掘り遠足に行きましょうか。